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2024.10.16

保険募集人が転職前に取っておくと良い資格

保険募集人がキャリアを向上させ信頼性を高めるためには、わかりやすく関連する資格の取得が有益です。資格があれば社内でのプレゼンスや営業時の説得力が変わるため、取れるのであれば積極的に取っておきたいところです。

今回は、保険募集人が転職前にとっておくと良い代表的な資格をいくつか紹介します。

【目次】
1.募集人資格は必須資格。できればAFP・CFPも
2.より募集人としての個性を際立たせる資格も取得しましょう
3.今回のまとめ

募集人資格は必須資格。できればAFP・CFPも

まず、基本的な資格として保険募集人資格、いわゆる一般課程試験(CTB)が必要です。これは生命保険を取り扱う上で必須な免許のようなものであり、保険契約の説明や提案を行うために必要な基礎的な知識を学びます。この資格取得後も、定期的な研修を受けることで知識をアップデートすることが可能です。

そのほかにも、専門課程試験や変額保険販売資格試験、応用課程試験、大学課程試験、外貨建保険販売資格試験など、販売する保険商品によって生命保険協会が必要な資格を定めているため必ず押さえておきましょう。

次に、さらに専門的な知識を身につけるために有用な資格が「AFP(アフィリエイテッド・ファイナンシャル・プランナー)」です。この資格は、保険だけでなく、資産運用や税金、年金に関する幅広い知識を習得することができるため、生命保険募集人としてお客様に総合的なファイナンシャルプランニングを提案する際に非常に役立つ資格です。より高度な資格として「CFP(サーティファイド・ファイナンシャル・プランナー)」があります。AFPの上位資格であり、さらに深い専門知識を必要としますが、より信頼性の高いアドバイスを提供でき顧客からの信頼も得やすくなるため取得しておくことをお勧めします。

なお、ファイナンシャルプランナーの資格については「FP協会」と「きんざい(金財)」の2種類の試験機関があります。大まかには役割は一緒ではありますが、上位資格の取得方法や更新ルールなど細かいところで異なりますので受験をする際にはそれぞれを理解されたうえでどちらでチャレンジをされるか検討されることをおすすめいたします。また、保険乗合代理店によってはリーズを利用するために必須資格となっている場合もあります。ご自身のお考えだけではなく、これからのビジョンを踏まえた保険乗合代理店の環境下における必要な資格はどちらなのか、、そういった観点でも選択肢を慎重に選ぶべきではないかと思います。2社の違いの詳細につきましては、FP勉強会さんが書かれているこちらの記事がわかりやすくまとめられていましたのでご参考まで載せておきます。

(FP勉強会HP)https://money-study.net/fp/exam/fp-kinzai.htm

ちなみに、先日ご相談をいただいた保険営業の方でAFPの資格の更新の案内がきていたが、面倒だし全く使っていなかったので失効させてしまったという方がいらっしゃいました。その方が転職相談に来た際には、これからリーズを利用していきたいということだったものの失効させてしまったがために再度取り直しをしなければいけないことになっていました。復活の制度もあるようでしたがどうも条件には該当しなかったようですので、既に取得済の方につきましては更新の際も慎重な判断をおすすめいたします。

より募集人としての個性を際立たせる資格も取得しましょう

前述の資格のほか、税務や会社経営の知識を深めるためには「税理士」や「中小企業診断士」の資格も有効です。特に生命保険は、法人税や所得税と密接に関連しており、税金に関する知識を持っていることで、顧客にとって最適な保険プランを提案することができます。

そのほか「相続診断士」を取得することで、相続に関する具体的なアドバイスができるようになります。相続は生命保険と非常に関連性が高く、この資格を持っていると相続対策を含むトータルなサポートを提供することができ、提案時から保険金請求時まで幅広く活躍してくれます。

最後に、コンプライアンスの観点から「個人情報保護士」や「金融商品取引法関連資格」も取得しておくとよいでしょう。個人情報の保護や金融商品に関する法律は、保険業界でも重要視されており、これらの資格を持っていることで、法令遵守や顧客情報の管理に対する信頼性が高まります。

今回のまとめ

資格なんて持っているだけでは意味がないという考えもありますが、やはり第一印象で自身のスキルや能力を客観的に示すことができる資格は便利だと思います。持っておいて損はないので、転職までにいくつか資格を取得できると、転職時も転職後も役立つと思いますよ。