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2024.03.29
保険代理店は女性が働きやすい職場なのか?
近年、女性の社会進出が進み、男女ともに活躍できる社会がようやく実現しました。まだまだ、女性にとっては働きづらさを感じる部分もあるかもしれませんが、昭和60年に男女雇用機会均等法が制定されてから、約40年が経った今、当時と比べるとかなり社会も人々の意識も変わってきたように感じます。
そんな女性の社会進出は保険業界でも同じことです。今回は、保険代理店という職場は、女性にとって働きやすい環境なのかを考えてみたいと思います。
【目次】
1.国内生保の保険営業は女性活躍の先駆け?
2.保険代理店は保険会社と比べるとまだまだ女性が働きづらい?
3.今回のまとめ
国内生保の保険営業は女性活躍の先駆け?
日本では、古くから男が外で仕事をしてきて、女が家を守るといった文化がありました。はるか昔は、男尊女卑の精神や女性の貞操を守るための措置など、様々な理由が重なってこのような文化が定着したと言われています。
しかし、明治維新〜第二次世界大戦後は、欧米の文化が徐々に浸透し、男性だけが働くという文化はおかしい、男女差別だという考え方も徐々に広まり、女性の社会進出を目指す動きが始まりました。しかし、そんな動きとは裏腹に実態としては男性社会という構図は変わらず、女性は働いたとしても一般職や事務員で、男性のようにバリバリと働くことは難しかったのが事実ですし、所得にも大きな差がありました。
そんな中、保険会社だけは違いました。保険営業という成果主義の現場で、働き方にある程度の裁量を持たせたシステムは、家事や育児をしながら働く女性のライフスタイルにマッチし、瞬く間に女性の保険営業職員がたくさん誕生しました。今でも「保険のセールスレディー」という言葉を耳にすることも多いと思いますが、こういった背景から、保険営業は女性のものという文化が始まり、女性でも男性と変わらない、もしくはそれ以上の収入を得ることもできるようになりました。
保険代理店は保険会社と比べるとまだまだ女性が働きづらい?
女性の活躍から始まった保険会社とは異なり、保険代理店はやはりまだまだ男性社会であることには変わりありません。保険会社ほど女性が働きやすいとは言えませんし、個人事業主として働く場合は産休や育休はありません。全て自分で仕事量と収入をントロールしながら働かなければなりません。
一方、個人事業であれば、保険会社以上に裁量を持って働くことができる点は、フレキシブルで非常に魅力かもしれません。朝礼や会議が頻繁にあるわけではなく、自分で働く時間や働き方を考えながら仕事ができる部分は、子育てや介護をしながらの方には助かるかもしれません。
保険代理店は、保険会社のように会社がお膳立てをしてくれるという優しい社会ではないかもしれませんが、個人事業として自分で工夫しながら働くことで、早朝から働いたり子供が寝た夜間に動いたり、自分の予定が空いたタイミングで仕事を入れたりと、柔軟な働き方ができると思います。
今回のまとめ
女性の働きやすさというと、休暇制度や配慮がある職場が思い浮かぶ方も多いかもしれませんが、必ずしもそうではないかもしれません。フレキシブルに自分で予定を組むことができる職場であれば、女性にとっても働きやすいと思いますし、要は自分のライフスタイルに合った働き方ができる環境を探すことが重要かもしれません。