こんにちは!
毎回急ですが、あなたは自分が
今の職場に合っていると
感じていますか?
保険営業ではもちろん
契約を取ることは大事ですが、
職場の「環境・風土」も
保険営業を長く続けていく中では
大事な要素だと思います。
私は12年以上保険営業をして、
一社専属と保険代理店の
どちらの職場環境でも
働いてきました。
その中で一社専属時代には
「私はこういう営業がしたいのに、」
「こんなことして意味あるの?」など
会社のルールや活動指標に
様々な疑問を感じたことがあります。
逆に保険代理店に転職して
良くなったことも
肌で感じてきました。
ということで今回は
代理店に転職して感じた職場の
「環境・風土」の違いを
5つのポイントで解説していきます!
少しでも保険営業の方に
参考になれば幸いです!
この記事を書いた人
安井 一将
北海道出身。新卒から大手保険会社の総合職として
9年間、基幹業務から販売業務まで幅広く経験。
現場の営業管理職では、35名の支部長を経験し、
採用と育成業務に従事。
その後、保険代理店2社で
完全歩合制の営業職を経験。
保険営業のキャリアを支援するサイト「ほけんキャリア」を立ち上げ、
保険代理店の転職に関する記事の執筆をしながら、
日々保険営業の方と面談して
その方の個性や能力にマッチした保険代理店のマッチングを行っている。
自分の性格に合う代理店を選べたことでストレスが減った
まず初めに、代理店に転職して
良くなった点としては、
「自分の価値観や性格が合う人と仕事ができる」
という点です。
実際の例として、
友人の保険代理店への
転職相談に乗った時の話
をご紹介します。
結果的に転職後に友人に話を聞くと、
転職前に代理店に勤めている人や
マネージャーをちゃんと
自分で見て判断したから
自分と価値観が合う人と
仕事ができるようになって
前より働きやすくなった!
と言ってくれて
私もとても嬉しかったです。
その友人の転職前の
当時の悩みは
「マネージャーとの保険営業の価値観の違い」
というものでした。
友人は性格的に
お客様に寄り添って保険営業をしたい
タイプでした。
しかし、当時の友人のマネージャーは
「その場での積極性」
が必要だと考えるタイプでした。
ある日、友人がお客さんの所に行き、
しっかりお客さんに寄り添って
帰りました。
自分的には契約には
ならなかったけれど、
信頼関係を築けたと
満足していました。
しかし、職場に帰り、
マネージャーに報告すると
そのお客さんが
病気になったらどうするの?
年齢が上がったら
保険料が上がることは説明したの?
などと詰められたそうです。
もちろん営業が仕事なので
詰めるべきところは
詰めなければいけないことも
十分わかります。
しかし、保険営業には
その人の良さ・価値観といった「カラー」
があります。
そのそれぞれのカラーによって
保険営業のやり方は違う
と私は思っています。
アパレルでお客さんに服を売る時も
「褒めて褒めてお客さんをその気にさせて購入してもらう」
という売り方と
「似合っていない時は正直に似合っていないと正直に言う」
という売り方など
人それぞれ違いますよね?
もちろん参考になる売り方は
あるかもしれません。
しかし、自分と全く違う
売り方をしている人から
売り方を強制されると
一向に自分らしい売り方ができないのです。
そのため、自分の感性を信じて
自分が納得できるやり方や
自分らしさを活かして
保険営業をするには、
自分のカラーを活かせる環境を選ぶこと
はとても重要なことだと思います。
無駄な作業が減った
次に保険代理店に転職すると
無駄な作業が減りました。
特に国内生保の方に多いのですが、
会社での無駄な活動や指標、
無駄な研修が非常に多い
とよく耳にします。
これは私も国内生保で
管理職をしていた時に
最も違和感を感じていた
事のひとつでした。
国内生保の人は
誰か偉い人が決めた
活動指標を強制されているのです。
最近ではその強制力が増し、
最低限の給与をもらうための
最低条件が活動指標となっている
ところもあるそうです。
その活動指標が契約に繋がる内容
であればいいのですが、
契約につながっているとは
想像しがたいものばかりです。
例えばお客様の要望や
アポの有無に関わらず
「設計書を一か月で50枚〜100枚は打ちなさい」
というものです。
私も管理職の時に見たのですが、
保険営業の人が一気に
50枚の設計書を印刷し、
その印刷した大量の紙束を
個人情報破棄の段ボールに
捨てられていくのを見た時は
かなり衝撃を受けました。
当時は設計書を打たせるなら
「どうやってその設計書を活かすのか」
を考えていました。
しかし、今の私ならその
「設計書を打たせる」
というルールを
どうやって廃止するのか
を本気で考えると思います。
今思うと、代理店に転職することで、
今のような無駄だと思う作業
が大きく減りました。
なぜ無駄な作業が代理店に移ることで
減るのかと言うと、私が思うに
「どんな人がその組織を運営しているのか」
が大きく影響していると感じます。
例えばその代理店の社長が
保険営業で何年も売り続けている人
だと想像してみてください。
私も一か月〜半年ぐらいの
保険営業を経験していた期間と
三年以上売り続けた経験がある
今とで保険営業という
仕事の大変さの実感値が全然違います。
ある程度の販売経路があるといっても
「売り続ける」のはわけが違います。
その点で、保険代理店の
多くの管理職が保険営業として
「売り続けた経験がある」
または「現役で売り続けている方」
であったりします。
そのため、
本当に不要なことは
省かれるのです。
ただ、ここで勘違いしていただきたくないのは、
全く事務がなくなるというわけではない
ということです。
また、代理店にいくことで
逆に面倒になる
ことだってあります。
(と言っても長く営業をやっていく上で
とても大切な作業ですが、
最初は慣れるまで努力が必要です(^^;)
なので、
代理店に行ったからといって
すぐに楽になるわけではない
ので勘違いはしないように
注意してください。
ただ、代理店にいけば
自分が納得できない仕事は
大きく軽減することができます。
そして納得感を持った業務が
できるようになります。
さらに、
納得感のところで言えば、
代理店に行ってから
集客サポート=リーズのこと
について文句を言う方がいます。
しかし、リーズを利用していて
文句を言うことは
筋が通っていないと思います。
こう言った
勘違いをしたまま代理店に移るのも良くない
と思いますので
しっかりと心に留めておいてください。
少しでもわからないことがありましたら
いつでも相談してください。
確かに楽できるところはあります。
しかし、それだけ謙虚に、
そしてその環境のありがたみ
を忘れると代理店に行ってから
必ず足元をすくわれますので
気をつけてください。
保険について学べる環境が違う
次に保険代理店に移って
一番最初に感じた
ありがたいことは
色々な保険会社の社員の方
(ソリシターさん)が
保険代理店にきて勉強会をしてくれる
ことです。
一社専属の時は周りの保険営業の方や
管理職の方などと情報交換を
頻繁にしていました。
しかし、社外の人と
情報交換をする機会は
多くはありませんでした。
それが代理店では毎週のように
違う保険会社の社員の方がやってきます。
(今はオンラインが多いです)
そして、新しい商品などの
新しい情報を届けてくれます。
各社の扱う保険商品が
違うということは
その商品ごとのアプローチ内容も
異なるわけです。
その解説のための
医学的知識や社会保障・税務知識も
広い切り口で学べ、
一社の商品を売るための
周辺知識に偏ることなく
学ぶことができるのです。
これを体感してから、
一社専属の人と代理店の人でも
この環境の違いから入ってくる
情報量や質が全く異なっているな
と感じました。
尻を叩かれたり、スケジュールを確認されたりすることがない
これに関しては保険代理店のデメリット
とも言えるのかもしれませんが、
尻を叩かれることは
ほとんどありません。
なので、一社専属から代理店に
転職しようと考えている方で
「どうしても尻を叩かれないと嫌だ!」
という方は代理店への転職は
オススメ出来ないかもしれません。
一定の基準は設けられていますが、
仕事を継続するための基準で
そもそも気にしている
ものでもないですし、
普段から言われることもありません。
私が国内生保で
営業管理職を経験していた時には、
一か月終わりの締切が近いのに
1件も上がっていない人には
成果が出る日を確認して
さらに上司に報告するという事を
中間報告の締切ごとに
していたのを覚えています。
保険営業の人も成果が上がる日を
適当に答えているんだろうな
と言うのも感じていましたし、
何より「いつ売れるのか」と聞かれて
売れる確率が上がることは
ほとんどないのではないかと思います。
保険を売りたくない
保険営業なんていないのに
変にプライドを傷つけて
悪者扱いするように聞かたら
気分が下がるに決まっています。
むしろプレッシャーで
うまくいかない可能性の方が
考えられますよね。
派閥がなくなった
これに関しては
国内生保に多い話だと思います。
私が管理職をやっていた時は、
30名を超える組織で
チーム・出張所が6組織ほどありました。
半年くらいのペースで
定期的に席替えを行うのですが、
席の場所を決めるのは
最も神経を使いました。
今思い返せば席替えのルールを
最初から決めてしまえば
よかったなと思っています。
当時はこの人とこの人が隣同士になると
トラブルが発生しかねないし、
文句が飛び交い、
その火消しをしなければいけません。
なので、極力当たり障りのないように
席を決めるよう心がけていました。
このような席の場所決めも
管理職としては大事なことです。
しかし、自分としては
「金融機関に入ってきたのに
自分は何をやっているんだろう、、」
と悲しくなったことがあります。
この
無駄に気を使わなければいけない事が
保険代理店に行ってからは
ほとんどなくなりました。
保険代理店でマネージャーをやっている人は
気にかけて神経を使っているところは
あるのだと思います。
しかし、保険営業個人として
感じることはありません。
それぞれが自分でやるべきことをやる
のがこの仕事で、必要な時にに助け合う
というのが認識されているのだろうと思います。
変に会社に帰属意識を持ってしまうと
そのような必要以上の人間関係が
生まれてしまうのかもしれません。
お互い切磋琢磨していくことができる
環境を見つけられると
より良くなると思います。
まとめ
今回は保険代理店に
転職して変わった
(環境・風土)を5つ解説しました。
5つの変化をまとめると
このようになります。
①自分の性格に合う代理店を選べたので自分なりの営業ができてストレスが減った
②「設計書を何枚も書く」などの無駄な作業が減った
③いろいろな保険会社の社員さんがきて勉強会を開くなど、保険商品を学べる環境が格段に良くなる
④尻を叩かれたり、スケジュールをこまめに確認されるというストレスがなくなる
⑤社内での派閥の存在による居心地の悪さが軽減される
何度も言いますが、
これらの変化が自分に合わない方も
いると思います。
一概に保険代理店に転職したから
良くなるとは言えません。
しかし、保険営業に関係しないところで気を使い、
無駄な労力を割くことは大幅に少なくなると思います。
この記事の他にも
保険代理店と一社専属の違いを、
私の実体験、実際の転職者の声を交えながら
解説していますのでそちらも
一緒に見てみてください。
以下に掲載しておきます。↓
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