保険会社から保険代理店に転職するメリットとデメリット

こんにちは!
ほけんキャリアを監修する
安井とも申します。

今回の記事は、現在保険会社に勤務していて
これから保険代理店へ転職を考える
あなたに向けた記事となっています。

そして今回焦点を当てるのは
一社専属の保険会社から
保険代理店に転職する
メリットとデメリット
です。

この記事によって
あなたがより的確な判断をすることができれば幸いです。

この記事を書いた人


安井 一将

北海道出身。新卒から大手保険会社の総合職として

9年間、基幹業務から販売業務まで幅広く経験。

現場の営業管理職では、35名の支部長を経験し、
採用と育成業務に従事。

その後、保険代理店2社

完全歩合制の営業職を経験。

保険営業のキャリアを支援するサイト
ほけんキャリア」を立ち上げ、

保険代理店の転職に関する記事の執筆をしながら、

日々保険営業の方と面談して

その方の個性や能力にマッチした
保険代理店のマッチングを行っている。


保険会社(一社専属)から保険代理店に転職するメリット

一社専属から保険代理店に転職するメリット

ここでは保険代理店に転職することで
保険会社の時よりも
どんなメリットがあるのかを
解説していきます。

大きく3つのメリットがあるので
解説していきます。

①取り扱える保険商品が増える

保険代理店に転職すると、
自分が扱える保険商品が
かなり増えます。

これはかなりの魅力ではないでしょうか?

私も保険代理店に転職したことがありますが
一社専属の時よりも生命保険・損害保険と
合わせて30社以上ほどの

取り扱いができるようになりました

一社専属の場合は
自社の商品しか紹介でないので
自社の保険商品を無理やりお勧めするか
他社の保険営業マンを紹介するという
もどかしいことが多いと思います。

これは保険営業マンとして
かなりのストレスですよね。

保険代理店に転職するとどんな顧客でも
自分の取り扱える保険商品が多いので
顧客にとって1番良い
保険商品を提案することが出来ます。

お客様にとっても自分の生活スタイル
家族構成、人生設計に合わない保険には入りません。

なので、顧客に合う保険を
いつでも提案できるのは
顧客のためにも自分の実績のためにも
良い環境
だと言えます。

②自分の営業時間に余裕ができる

保険代理店へ転職すると、
勤怠管理さえしていれば
直行直帰が認められるので
仕事や家族を優先することができるようになります

これもかなり魅力的なポイントです。

一社専属の場合は
朝礼や夕礼が絶対にありますし
遠くのアポでも必ず会社に戻らないといけません。

また、自分のアポよりも
会社の行事や会議を
優先しないといけません。

この集団行動の煩わしさが
一切なくなるので
ストレスをかなり軽減できます。

③収入が増える

保険商品によって異なりますが
保険代理店に転職すると報酬が増えるので
自分の給料が増えます。

この理由は単純に
保険代理店の方が
手数料率が高い
からです。

この手数料率の差にも理由があって
一社専属の保険会社は
収益や経費を考えて報酬額を決める
のに対し
保険代理店は
会社に最低限の収益を残して
営業マンに最大限還元する

仕組みの違いがあるからです。

保険会社(一社専属)から保険代理店に転職するデメリット

一社専属から保険代理店に転職するデメリット

ここでは一社専属の保険会社から
保険代理店へ転職する際の
デメリットを解説していきます。

デメリットは大きく4つありますので
それぞれ解説していきます。

①福利厚生がないところもある

保険会社として働いている場合は
正社員なので保険、退職金、ボーナス規定などの
福利厚生が揃っています。

しかし、保険代理店の場合、
国民年金などのは自己負担で
退職金やボーナスがないのが一般的
です。

大きな保険代理店であれば
福利厚生が整っているところもありますが
基本的には福利厚生や健康保険を全額負担する
携帯を取る保険代理店が多いです。

保険代理店に転職する際は
この福利厚生という点は
しっかり考える必要がありそうです。

②教育環境が整っていない保険代理店もある

保険代理店はかなり自主性が求められます。

一社専属の保険会社の場合は
月に一回の勉強会やコンプラ研修が充実しています。

しかし、保険代理店の場合は
自主的に勉強する風潮があるので
勉強会やコンプラ研修はありますが
その内容は一社専属よりも
未熟だと思った方がいいです。

保険業界の流れは早く、
法改正に関しても
毎年のように行われます。

なので、保険代理店に行っても
自主的に勉強して
情報の波に取り残されないように要注意です。

③働いていくうちに取り扱える商品が減る可能性もある

保険代理店のメリットの部分で
「取り扱える保険商品の数が増える」と言いました。

しかし、転職後、働いていくうちに
扱える保険商品の数が減る可能性がある
ことも
頭に入れておいてください。

私も働いていくうちに扱える保険商品数が
最初30社だったのがどんどん減って
最終的に21社になってしまいました。

この理由は簡単です。

まず、保険会社と提携を続けるには
毎年保険会社から与えられる
ノルマをクリアする必要があります。

そのノルマをクリアすることで
来年も提携できるようになります。

ただ、30社も提携しているので
もちろん販売しやすい商品もあれば
顧客にメリットがない保険商品もある
のです。

なので、そんな保険商品は
自然にノルマが達成できないので
自然と契約が解除になり、
扱える保険商品が減るという仕組みです。

これに関してはデメリットではありますが
比較的に顧客にメリットがない
保険商品が無くなるだけなので
それに関する支障は少ないと思います。

④社長の一声で変わることが多い

保険代理店では会社によりますが
社長の一声で変わることが多いです。

これは規模の小さい保険代理店になればなるほど
このデメリットは大きくなります。

例えば
「今日から月末までは〇〇社の保険を徹底的にオススメしてください」
などはよくあります。

また、
「来年から手数料率を改定します。」
なども可能性としては考えられます。

もちろん反論は許されません。

このように生活に直結するようなことを
社長の一言で変更する場合があります。

何度も言いますが
これは保険代理店の規模が
小さければ小さいほど
起こる可能性が上がります。

なので、転職の際は代理店の規模も
しっかり調べる必要がありますね。

まとめ

保険営業が黒板を使う画像

今回は一社専属の保険会社から保険代理店への転職の
メリットデメリットを解説しました。

以下にその内容をまとめます。

メリット
①取り扱える保険商品が増える
②自分の営業時間に余裕ができる
③収入が増える

デメリット
①福利厚生がないところもある
②教育環境が整っていない保険代理店もある
③働いていくうちに取り扱える商品が減る可能性もある
④社長の一声で変わることが多い

これらの点をもう一度
自分の今の環境と照らし合わせて
保険代理店に転職するかどうか
考えてみてください。

保険営業のあなたに
少しでも参考になれば幸いです。

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保険代理店に関してわからないことがあれば
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最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

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