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2024.12.01

日本のベビーブームと経済成長、そして生命保険の関係性

ベビーブームは、特定の時期に出生率が急増した日本の人口増加現象を指します。日本では過去に二回ベビーブームがあり、その時期に大幅に人口が増加し、結果として経済にも大きな影響を与えました。
今回の記事では、ベビーブームの背景と保険業界への影響についてお伝えします。

【目次】
1.第一次・第二次ベビーブームとは
2.ベビーブーム世代のライフステージと生命保険
3.今回のまとめ

第一次・第二次ベビーブームとは

第一次ベビーブームは、第二次世界大戦が終結した直後の1947年から1949年頃にかけて発生し、この時期は日本が戦後復興の真っ只中にあり、戦争から帰還した多くの男性が家庭を築いたことで出生率が急激に上昇しました。1949年には約269万人が生まれ、これは日本史上最多の出生者数となっています。この急増は、戦争による人口減少を埋める現象としても注目され、戦後日本の人口構造に大きな影響を与えました。
第二次ベビーブームは、第一次ベビーブームで生まれた世代(団塊の世代)が結婚・出産適齢期に達したことで1971年から1974年にかけて発生しました。この時期、日本経済は高度経済成長期を経て安定しており、家族を持つことが社会的にも経済的にも一般的な選択肢とされていました。
ピーク時の1973年には約209万人が誕生しましたが、この時期を最後に出生率は急速に低下し、現在の少子化問題の始まりともなりました。

ベビーブーム世代のライフステージと生命保険

ベビーブーム世代は、人生の各ステージで異なる生命保険のニーズを生み出してきました。
若い頃は保険の必要性が低く、医療保険や簡易的な死亡保障に加入することが主流でしたが、結婚や子どもの誕生により家族を支える必要性が生じると、生命保険の重要性が高まります。
ベビーブーム世代が30代から50代に差し掛かる頃、多くの人が住宅ローンを抱え、子どもの教育費や生活費に追われます。この時期、死亡時に家族を経済的に支えるための生命保険の需要がピークに達し、定期保険や終身保険などが多く選ばれるのもこのタイミングです。
退職後は収入が年金に限定されるため、生命保険の役割が再び変わります。医療保険や介護保険が重要になり、死亡保障は減らしても良いと考える人が増え、ベビーブーム世代の高齢化に伴ってこれらの保険商品が大きな市場を形成しました。

今回のまとめ

ベビーブームは日本の高度経済成長期を支えた人口増加期であり、この時期があったからこそ、日本は先進国としての地位を築いてこれたといっても過言ではありません。また、保険業界においてもベビーブーム世代の人口特性に合わせた保険商品の進化が、保険業界の発展を支えてきタコとも事実であり、高齢化が進む現代においてもベビーブーム世代の保険ニーズは重要な課題であり続けています