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2024.11.21

保険会社に存在する専門職アクチュアリーとは

保険会社には、いわゆる総合職や一般職、営業職以外にアクチュアリーという職種があります。一般的な会社ではあまり耳にしないこの職種ですが、果たしてどのような仕事をしているのでしょうか?
今回は、そんな保険会社のアクチュアリー職についてお伝えします。

【目次】
1.アクチュアリーは保険を数字の観点から考え作る仕事
2.アクチュアリーになるには
3.今回のまとめ

アクチュアリーは保険を数字の観点から考え作る仕事

アクチュアリー職は、保険会社や金融機関で活躍する専門職で、統計学や数学を駆使してリスクの評価や管理を行います。特に保険会社においては、保険商品設計や保険料の算定、リスク予測などに携わる重要な役割を果たしています。
アクチュアリーは、生命保険や損害保険の契約者が支払う保険料の金額を適切に算定する保険会社の運営に不可欠な専門家です。保険料の算出は、契約者にとっては適正な金額で保障を受けられることを意味し、保険会社にとっては適切な収益を確保しつつ、将来の支払いリスクをコントロールするために欠かせません。アクチュアリーは過去のデータや統計モデルを基に、将来のリスクを予測し、保険料や準備金を計算します。
また、アクチュアリーの業務は、単なる数値分析にとどまりません。保険商品の開発や企業の経営戦略の策定にも関与することがあり、新しい保険商品を作る際に市場調査をもとに需要を予測し、そのリスクを定量化して企業に提案します。さらに、保険金の支払いが増加するリスクが高まった場合には、経営陣にリスク緩和策を提案するなど、経営の意思決定にも貢献します。

 

アクチュアリーになるには

アクチュアリーになるためには、高度な数学や統計の知識が求められます。多くの国では、アクチュアリーの資格を取得するために、厳しい試験に合格する必要があり、日本では日本アクチュアリー会が資格認定を行っており、試験の内容は保険数学からリスク管理、年金数理、財務管理など多岐にわたります。試験は非常に難関であり、数年をかけて資格を取得する人もたくさんいます。
そのため、アクチュアリーは高度な専門職として高い評価を受けており、保険業界では高い給与水準や通常とは異なるキャリアプランが用意されます。特に、リスク管理の重要性が増す現代においてアクチュアリーの需要はますます高まっており、将来性のある職業の一つといえます。

 

今回のまとめ

保険業界ならではの仕事であるアクチュアリー。聞いたことがある方もいるかもしれませんが、保険会社の中でもその存在は異質で少し謎めいている人たちです。保険会社にはそんな専門職の人たちがいて、彼ら彼女らの頑張りのおかげで、適切な保険制度が保たれています。