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2024.10.07

地域特化型保険代理店を転職先に選ぶメリット3選と注意点

「地域特化型」の保険代理店とは、全国広域に支店展開をする「全国展開型」の保険代理店とは異なり、その名のとおり広域展開をせずに特定のエリアに根ざして事業展開をする保険代理店のことです。一般的には地域特化型に比べ、「全国展開型」の方が支店・支社数が多いため保険募集人の在籍数が多くなります。そのため「全国展開型」代理店の方が、会社経営の面で規模のメリットを生かせる傾向があり、転職されている方を見ても「全国展開型」の保険代理店を選ぶケースが多いです。しかし、「地域特化型」の保険代理店に魅力を感じられて転職される保険募集人さんも少なくありません。今回は、そのような選択をされる保険募集人さんは何を見て転職をされたのかを3つにまとめさせてもらいました。

【目次】
1.メリット1:地域に根ざすという考え方
2.メリット2:固定給やマーケット提供がある傾向が多い
3.メリット3:役職者を目指せるやりがい
4.注意点1:社長の影響力が大きい
5.注意点2:サラリーマンのような働き方を受け入れられるか

メリット1:地域に根ざすという考え方

抽象的な話になってしまいますが、保険代理店として地域特化型は「特化」していることが強みであり、そこにこだわる価値観が魅力なのではないかと考えます。保険代理店に限らず、会社名の中に敢えて「大阪」や「近畿」「肥後」「薩摩」「みちのく」など地域を連想させる名称を入れている会社を目にすることはありませんでしょうか。こういった会社はなぜ地域名をいれているのでしょうか。先にデメリットをあげると、「大阪」と入れてしまうと東京で事業展開するのに「大阪がメインエリアなんですか?」とその地名に馴染みがないエリアではかえって脚を引っ張ることになります。その反面、地域には馴染みやすくなりますし、前記のデメリットを理解されている経営者などからは、逆に「この大阪に特化して専念していく覚悟があるんだな」という見方をしていただけますし、同じ考えを持った地元に根づいた中小企業経営者などからすると信頼につながる可能性が高くなるわけです。このように、保険代理店の経営者があえて全国展開をせずに「地域特化型」という戦略を選ぶには、合理性だけでは理解できない経営者の素敵な「想い」や「こだわり」があります。ここに共感できるかどうかで、スタート地点が変わってくるのではないかと思います。また「地域」に特化するだけではなく、募集対象のお客さまを「製造業」や「介護事業」など業種に特化している代理店さんも存在します。それも同様の考え方になるのではないかと思います。

 

メリット2:固定給やマーケット提供がある傾向が多い

地域化型の保険代理店は、固定給やマーケットの提供がある場合が多いです。なぜなら、地域特化型の保険代理店はその地域で長い期間、経営を続けていることが多く、既契約者をたくさん保有している場合が多いですし、また、損害保険代理店を基盤としている地域の保険代理店で損保商品が1年や3年など短いスパンでの更改手続きであることや事故対応などのアフターフォローを通じ、既存のお客さまと接する機会が比較的多く、結果として、それらの業務を通じ保険営業している場合が多いからです。また、生命保険を中心とした代理店においても既契約者が多い場合、そのお客さまをフォローをすることで、他のお客さまの紹介や追加契約を得られることが多いことから、既存顧客を対象とした営業活動が業務の中心となっていることもあります。そのように、地域特化型の保険代理店では、固定給やマーケットの提供がある場合が多く、お客様に寄り添った安定した保険営業を行うことができます。

 

メリット3:役職者を目指せるやりがい

また、地方特化型の保険代理店は、大型の保険代理店と比べて社長との距離が近く、また後継者を探しているケースも多いことから、意欲的な若手を探しているケースもあります。そのため、そういった代理店に入社後、保険募集人としての実績だけではなく、幅広い視野でのその会社への貢献を社長や上司に認められれば、その会社の中での一定の役職を得て、キャリアアップができる可能性もあります

 

注意点1:社長の影響力が大きい

ここまでメリットを上げてきましたが、良いところだけではないと言うところも認識する必要があると思います。その1つ目は、小さい代理店であるがゆえに社長の影響力が大きいと言う点です。代理店の経営者として素晴らしい社長も多いですが、自分の考え方と社長の考え方が合わなかったときに、その影響力が大きい分、やりづらさにつながってきてしまう可能性もあります。そのため単純に報酬が安定しているとか、集客が安定しているとか、そういった理由だけで転職先を選ぶのではなく、その代理店を長く経営してきた社長の考え方や価値観に共感できるかどうか、ここもきちんと見極めなければ入社してから違和感を感じて、長く働いていこうと言う気持ちが続かなくなってしまうことがあるかもしれませんので、単純な報酬形態などだけではなく、その保険代理店の歴史や社長の考え方、今後の経営方針などにも関心を持つ必要があると考えます。

 

注意点2:サラリーマンのような働き方を受け入れられるか

最後に固定給で働くと言う事はサラリーマンになると言うことです。この記事を読まれている方のほとんどは、現役の保険募集人の方でいらっしゃるかと思いますが、事業所得者としての仕事から、給与所得で働くようになることとはどういうことなのか、冷静に考えた上で選ぶ必要があるかと思います。事業所得者の場合は、頑張った分だけの報酬が見込まれ、時間的な自由度やお客様への関わり方など、自分の強みを生かした営業スタイルを追求できるというのがメリットであると思いますが、地域型代理店で固定給を得られ安定した営業活動ができる代わりに、会社の方針に則った業務を行うことになりますので、前記のメリットと考え合わせて、どちらに自分が向いているのか、検討する必要があるでしょう。