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2024.10.06
保険代理店への転職の是非を見分ける重要なポイント3点
保険会社から保険代理店に転職する際、保険代理店の給与体系や働き方ばかりを気にして、入社後にこんなはずじゃなかったと後悔する方が少なくありません。特に、会社経営に関わる部分は、職場そのものに関わる重要なことにもかかわらず、入社前にしっかりと確認せず、結果として会社が潰れてしまったり、給与が支払われなかったりというトラブルを招くケースがあります。
今回は、転職前に保険代理店の是非を見分ける重要なポイントを3点お伝えいたします。
【目次】
1.保険代理店の多くは中小企業であることを理解する
2. ちゃんとした保険代理店を見極める3つのポイント
3.今回のまとめ
保険代理店の多くは中小企業であることを理解する
保険代理店は、「保険」と名がつくため金融機関のようなクリーンな印象を受けるかも知れませんが、保険商品の営業代行を行っている中小規模の企業が多いです。そのため、会社の経営方針や社長の人柄も様々であり、入社前にしっかりと代理店を見極まることが大事です。
ビジョンもなくダラダラと経営する社長、自分さえ良ければ従業員はどうでも良いと考える社長、会社のお金に手をつける社長など、そのような経営状態の保険代理店もあるということを、しっかりと理解して、転職活動に臨むことが大切です。
ちゃんとした保険代理店を見極める3つのポイント
入社後に後悔しないために、転職活動時に次の3つを確認しておきましょう。
まずは、会社の採用基準が極端に緩くないかを確認しておきましょう。選考基準が緩すぎるということは、スタッフの離職率が高くて早急に人を入れたい代理店であったり、保険募集人を単なる営業のコマと考えているような短期的な経営方針しか持たない保険代理店であることも考えられます。
次に、会社の規模と照らして無駄な経営資源が使われていないかも見ておきましょう。豪華なテナントビルやとても高級な社用車など、会社の存続よりも社長の趣味嗜好を反映した経営が行われていないかなどもチェックポイントです。
同様に、役員報酬が高過ぎないかという部分も見ておきましょう。社長が会社を私物化している典型的な例ですが、役員報酬が異常に高額で、会社にお金を残せていなかったり、個人でお金を受け取れるだけ受け取っていつ潰れても良いと考えているケースもありますので、なかなか聞きづらいかもしれませんが役員報酬や経費の実態を把握しておくことも大切です。
今回のまとめ
保険代理店に入ると、その会社の経営者を船長とした船に乗り込み、大海原を航海するようなものです。良き船長であるかを見極めて、安全に、よい船足で快適に航海できるよう、入社前に保険代理店を評価することが大切です。