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2024.09.28

事業主タイプ(個人事業として働く)の保険代理店の特徴

保険代理店と言っても、その働き方や経営方針はさまざまで、しっかりと代理店の特徴を見極めて働く必要があります。代理店は、大きく分けて事業主タイプと会社員タイプ、その間のバランスタイプと3つに区分することができます。

今回は、そんな保険代理店のうち、事業主タイプについてお伝えいたします。

【目次】
1.自由度が高く専門性を伸ばすことができる環境
2.会社のサポートはあるもののうまく使いこなせるかは募集人次第
3.基本的に自律して行動できないと難しい環境
4.今回のまとめ

自由度が高く専門性を伸ばすことができる環境

事業主タイプの保険代理店は、いわゆる個人事業主として働くスタイルで、保険代理店に就職するというよりは所属するケースがほとんどです。会社からの縛りが最小限になり、自由度が高いものの、その分あらゆる事象が自己責任となります。

営業方法や営業スタイルも会社から縛られることが少ないため、自分がやりたいこと、効果的だと思ったことに注力することができ、自分らしく自分自身の強みを発揮できる環境だと思います。

会社のサポートはあるもののうまく使いこなせるかは募集人次第

事業主タイプの保険代理店では、サポートが全く受けられないかというとそうではありません。会社にはさまざまなタイプの保険募集人が所属しているので、自分と波長の合う方を見つけて助言を仰いだり、保険会社のソシリターさんと呼ばれる窓口担当の方と連携しながら提案を効率的に進めたりと、周りの環境をうまく使いながら自分自身で関係性を構築していくようなスタイルです。

そのため、周りからのサポートを受け身になって待つタイプの保険募集人だと厳しく、自分でどんどん他人に頼って切り開いていくスタイルの募集人の方が相性は良いかもしれません。

基本的に自律して行動できないと難しい環境

事業主タイプの保険代理店は、非常に自由度の高い恵まれた環境です。どうやって契約を取るのか、どれくらいの数字を目指すのか、どんな保険を売るのかなど、ほとんどのことを自分自身の裁量で決定することができます。毎日9時に出社して朝礼に参加し、勉強会に出て、会社が示す方針を理解しながら働く必要がありません。

しかし、人間という生き物は、自由を与えられると途端に甘えてしまう生き物でもあります。ルールや制約がないと、よほど自律できている人でなければ、気がついたらどんどんサボってしまい、仕事の成果も能力もズルズルと下がっていくという方も珍しくありません。

今回のまとめ

自分で自分を奮い立たせながら、仕事をし続けるのは、そう簡単なことではありません。それができない人が多いから、一般的な会社ではさまざまなルールで行動を縛っているのです。ただし、もしあなたが自律した働き方ができる方であれば、事業主タイプの保険代理店は、自分らしくのびのびと働ける良い環境かもしれません。