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2024.09.26
生命保険がもっと売りやすくなる保険募集人の考え方
保険募集人の中で、損保取り分け自動車保険はそれなりに売ってこれるのに、生命保険になると途端に成約率が下がる方も多いと思います。そのため、入り口は自動車保険で入り込み、最終的には生命保険の契約に持っていきたいという方も少なくないのではないでしょうか?
今回は、そんな募集人に知ってもらいたい、生命保険がもっと売りやすくなる保険募集人の考え方についてお伝えします。
【目次】
1.損保と生保は基本的には全く同じ
2.損保と生保が同じように取り扱われない理由
3.今回のまとめ
損保と生保は基本的には全く同じ
損害保険と、生命保険の違いは保険の対象がものであるのか人であるのかだけであり、根本的な構造は全く同じです。対象が故障したり、壊れしたりした際に、一定の保険金を払うという性質です。(損保の場合は、自損に対して保険金が出るのに対し、生保の場合は契約した金額が支払われる点は異なりますが、基本的な構造としては同じです。)
しかし、多くの保険募集が感じているように、お客様の中で損保は必ず入るものであり、生保は入るかどうかを検討するもの、という風土は確かにあります。
損保と生保が同じように取り扱われない理由
それではなぜこの2種類の保険を、お客様は同じように取り扱うことができないのでしょうか?
その理由は多々ありますが、1番大きな理由は「お客様が事故の損害額を正しく予想できない」というところだと思います。例えば自動車の場合は、事故でぐちゃぐちゃになっている車をテレビや路上で見かけることもありますし、自分が事故をした場合の大体の損害額も頭で計算できます。
一方、人が事故でぐちゃぐちゃになった場合や、病気でボロボロになった姿は、あまり赤裸々にテレビでは発信しませんし、当然日常生活でも見かけることはありません。自分の親や祖父母の闘病の姿は見ていても、その治療費を自分自身が捻出するケースは稀だと思いますし、やはりどこか他人事感が拭えません。
やはり、お客様にとって事故は身近なものですが、病気や怪我はどこか他人事であり、ここ如何にして自分事として捉えさせるかが保険募集人の腕の見せ所です。
今回のまとめ
損保の場合は、この自分事として捉えさせる作業が必要ないため、ある種勝手にクロージングされる部分もあると思います。生保の場合は一手間必要なので、そこを理解できていないと、「損保より難しい」と原因不明のスランプに落ちることとなります。