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2024.09.25
固定給の保険代理店への転職が向いている募集人とは
保険業界と聞くと、営業成績を追い求め、契約を取れば取るほど収入が増え、取れない人は報酬が少なく淘汰されていくという印象をお持ちの方も多いかもしれません。しかし、保険業界でも、固定給で安定して働くという選択肢が存在します。
固定給だからダメなわけでも、固定給だから良いわけでもなく、歩合給と比較してメリット・デメリットがあるため、その特性を知った上で転職することが大切です。
今回は、そんな固定給の保険代理店への転職が向いている募集人についてお伝えします。
【目次】
1.固定給の保険代理店は意外と多い
2.どんな保険募集人が固定給に向いているのか
3.今回のまとめ
固定給の保険代理店は意外と多い
日々、保険募集人の転職相談に乗っていると、意外と固定給職種への転職を希望されている方が多いように感じます。近年は、保険代理店側もさまざまな事業形態があり、また多様な働き方に対応するためにも、固定給職種を設けているところが増えているように感じます。
例えば、来店型の保険ショップの場合は、常に1名以上は店舗に保険募集人を置かなければならず、シフト制を採用する必要があるため、一定数の固定給職種を募集していたりします。また訪問型の保険代理店でも、自社で安定したマーケティングができている代理店は、集客は会社が行なって提案のみを行う固定給職種を募集しているところもあります。
このように、固定給職種は代理店側も求めていますし、募集人側も家庭の事情や個人の働き方に照らし合わせて固定給で働きたいという方が増えています。
どんな保険募集人が固定給に向いているのか
歩合の割合が高い報酬制度と比較すると、固定給は収入の波が穏やかである観点で、募集人のメンタル的にも安定するといえるのかもしれません。
ただ、たくさんの転職相談に応じてきた経験上、自分の裁量で動き、自分で時間の使い方を決めてきた個人事業主のスタイルに慣れている保険募集人が固定給になると少しジレンマを感じるかもしれません。シフトなどで出勤日や時間を毎回決められ、そのとおりに動き、仕事を頑張ったとしてもわかりやすく給与に反映されるのではなく特定のタイミングでわずかに昇給するという世界に慣れるのは、簡単なことではないかもしれません。
「稼ぎたい」「自由な仕事がしたい」といった野心的な気持ちがそこまで大きくなく、「FPの専門家になりたい」「お客様のお役に立ちたい」「保障という金融商品の特徴に魅力を感じる」など本当に保険の仕事内容そのものが好きだけれども、集客の目標設定や報酬の波が苦手でできるだけストレスを抱えたくないという方には、良い選択肢なのかなと感じます。
今回のまとめ
歩合給も固定給もそれぞれメリットとデメリットがあり、それぞれ合う募集人とそうでない募集人が存在します。また、この二択ではなく、中間に位置する働き方もたくさんありますので、どちらか二者択一で決めてしまうのではなく、一度インステイトにご相談いただければと思います。