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2024.09.24

保険代理店に転職して給与が下がったという保険募集人について

国内生保から保険代理店に転職した保険募集人で、転職前よりも給与が下がったと嘆く募集人が少なからずいます。転職するからには当然に前職よりも環境や条件が良くなることを望んでいたはずですが、逆に低下したとなると不安が尽きないと思います。

今回は、保険代理店に転職して給与が下がったという保険募集人に知っておいてほしいことをお伝えします。

【目次】
1.基本的に保険代理店に転職すると給与が上がるはず
2.保険代理店に転職して給与が下がる人の特徴とは?
3.今回のまとめ

基本的に保険代理店に転職すると給与が上がるはず

国内生保から保険代理店に転職する場合、誤解を恐れずに言えば、理論上は給与が上がるはずです。国内生保で一社専属の保険営業をするよりも提案の幅は広がりますし、保険商品を理由に「やっぱりあっちの保険に入ります」という逃げ方をされることがなくなるため、成約率は確実に上がります。大手生保の看板を武器に強引な営業をしていれば話は別ですが、しっかりとお客様のリスクと保証に向き合った提案ができていれば、営業成績が落ちるということはないはずです。

前職で成績に合っていないくらい高い給与をもらっていたり、役職手当のような営業成績に関係ない報酬が含まれていたりしない限り、シンプルに営業部分の報酬で見ると、ほぼ確実に給与は増えることが多いはずです。

保険代理店に転職して給与が下がる人の特徴とは?

それでは、なぜ保険代理店に転職して給与が下がる人がいるのでしょうか。先に説明した通り、大手の看板を武器にして営業していたり、役職手当のようなものをもらっていたりすれば、当然、次の職場でそれらの特例は使えませんので給与が下がる要因になるかもしれません。しかし、今時、そんな保険募集人は多くはありません。

やはり、保険代理店に転職して給与が下がる人は、ほとんどのケースで単純に頑張れていないだけです。前職では、なんだかんだ朝礼にも出なければいけないし、営業の進捗は管理されて突かれるし、新しい情報があれば勉強させられるし、強制的に動かされることが多かったと思います。しかし、保険代理店に転職するとこうしたアクションは全て自分の意思でしなければならず、自分で自分を管理できていないとどんどんサボれてしまいます。

まずは、一日朝から晩まで働けているか、週に5日間は働けているか、新しい情報はキャッチアップできているか、新しい提案先の開拓に注力できているかなど、前職のように嫌なことも頑張れているのか考え直してみてください。

今回のまとめ

組織で働くと、嫌なことも強制的にやらされるので、知らず知らずにしっかりと働くことができます。これが個人事業となると、わかっていても何となく理由をつけて避けるようになり、それが習慣化してどんどん営業成績が落ちていきます。

自分の給与が下がっているのを環境のせいにせず、もう一度自分の営業方法を見直してみてください。