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2024.09.24
保険営業の課題は具体的かつ物理的な方法で潰しましょう
保険営業をやっていると、もっとこう提案すべきだった、なぜあんな提案をしたのか、どうしてあれができないのかと、たくさん悩むことがあると思います。これを反省して、「次からはもっとこう意識しよう」と自分なりに反省して改善に繋げている方も多いと思いますが、この方法では絶対にうまくいきません。これでは変わることなく、1ヶ月後も、1年後も、確実に同じことで後悔して悩んでいるはずです。
今回は、そんな保険営業の課題を解決する際に、具体的かつ物理的な方法で潰していくことの重要性についてお伝えします。
【目次】
1.課題に対して中途半端な解決策では一生直らない
2.課題に対しては物理的なアプローチで
3.今回のまとめ
課題に対して中途半端な解決策では一生直らない
保険営業で失敗したとき、「次からはもっとこのあたりを意識して営業してみよう」と非常にマイルドな解決策を自分に提示する人が多いように感じます。もちろん、課題を意識することは大切ですし、しないよりはした方が良いに決まっていますが、この方法では本当に直るまでに何年もかかりますし、そもそもうまくいきません。だいたい、こんな意識の変化で自分の課題が解決するくらいなら、全員がトップ営業マンになっていますし、誰も営業の悩みはなくなります。
自分の気持ちを変えるだけでは、私の体感で良くて1%ほどしか成長せず、しっかりと改善するためには99回失敗し続けてようやく自分の悪いところが直るようなイメージです。その間、本当は取れたはずの契約をどんどん逃してしまい、最終的な逸失利益はとんでもない金額となります。
課題に対しては物理的なアプローチで
どれでは、どのように課題を解決していけば良いのでしょうか。その答えは単純で、物理的に絶対失敗しないように対策し、明日にはなからずできている状態を作ることです。
例えば、営業で緊張して口数が多くなる人が「口数が増えないように気をつけよう」と肝に銘じたところで、実際に現場に立つとまた緊張で同じことを繰り返します。このような場合は、自分が絶対に口数が増えないような、もしくは緊張しないような方法を物理的に考えれば良いのです。「必ず提案書のページをめくるときに相手の意見を聞く」「提案前にサウナに入ってリラックスした状態で臨む」など、方法は様々ですが、物理的に解決する方法をとれば必ず前進します。
こうして自分の課題を一つひとつ物理的に潰していくことで、短期間で営業スキルがどんどん向上します。人間は気の持ちようだけでは制御できるわけがなく、だからこそ私たちはうまくいかずに悩むのです。これを逆手にとって、物理的に課題を解決する方法を採用して、強制的に自分を売れる営業マンに強制していくことも大切です。
今回のまとめ
意識する・頑張る・気をつけるなどの表現は、改善しているように見えて、ぼんやりと誤魔化しているだけです。これでは何も解決しませんし、仮に成長したとしても非常にゆっくりとしか変わりません。
自分の生活に関わることは、必ず具体的かつ物理的な方法で課題を解決する癖をつけましょう。