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2024.09.23
保険募集人は転職歴が多いとマイナス要因となるのか
一般的に、転職の回数が多いと、次の転職においては、不利に働くことが多いと言われています。転職の数が多いと言う事は、一つの会社にとどまる期間が短いため、採用する側も慎重になってしまうのは否めません。
保険募集人もこの原則が当てはまるのでしょうか。今回は、転職歴が多い保険募集人は採用時に苦労するのか否かを考えてみます。
【目次】
1.一般的な会社で転職回数が多いと不利に働く理由
2.保険会社や保険代理店の場合は少し違う
3.今回のまとめ
一般的な会社で転職回数が多いと不利に働く理由
保険会社や保険代理店ではない一般的な会社では、転職回数が多い人の採用には慎重になるケースが多いと思います。これは、新しい人を採用した際の初期投資金額に関係していると思います。
通常、新しい人を採用すると、その人に研修を行ったり、先輩社員がついて仕事を教えたり、引き継ぎを行って取引先を任せたりと、たくさんの人が関与して新人を1人のプレイヤーに育てていきます。当然そこにはたくさんのコストが発生するため、入社して1年ほどで退職されると、会社側が損を被るのです。
こういった背景から、「退職の可能性が低い人=転職歴の少ない人」を好んで採用するのです。
保険会社や保険代理店の場合は少し違う
一方、保険会社や保険代理店で保険募集人を採用する場合は、こういった一般的な会社とは少し考え方が異なります。
当然、新人が入れば、研修や引き継ぎなどを行う事はありますが、一般的な会社のように1年間かけてゆっくりと、といった長期のものではありません。保険募集人資格を持っている人であれば、1-2ヶ月の研修や引き継ぎ期間を経て、後は、個々の営業に徹してもらうのが一般的です。
保険募集は、仕事を覚えてこなすという概念ではなく、あくまでも営業成績を中心に見られるため、できる限り現場に早く出てもらう必要があり、その分だけ会社側の初期投資金額は少なくなります。
そのため、保険募集においては、転職歴が多少多くてもあまり気にされないことが多いように感じます。
今回のまとめ
もちろん、転職を10回や20回も繰り返していると話は違いますが、ある程度の回数であれば、それはむしろ経験として捉えられることも多いと思います。自身の転職回数は変えることができませんが、あまり悲観的にならず、胸を張って面接に臨むと良いと思います。