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2024.09.22

インステイトの転職相談では保険営業の目的から紐解いていきます

保険募集人が転職を考える際、ほとんどのケースで「どこの保険代理店に行こう」という切り口で考えると思います。もちろん、この切り口も間違いではないと思いますが、こうした考え方はリスクが高く、転職してからこんなはずではなかったと後悔することも多いと思います。

今回は、インステイトが転職相談を行う際に大切にしている視点についてお話ししていきます。

【目次】
1.どんな保険代理店に行きたいかではなく何をしたいか
2.目標実現のために様々な選択肢を検討する
3.今回のまとめ

どんな保険代理店に行きたいかではなく何をしたいか

保険代理店への転職について相談に来られる場合、冒頭でもお伝えしましたが、どの保険代理店に行けば良いのかという話が最初に出ることが多いように感じます。これだと転職自体がゴールとなってしまい、その先の保険営業としてのキャリアや人生とのずれが生じ、結果として「あの転職は失敗だった」となりかねません。

私たちの保険相談では、どういう条件の代理店を探しているのかを聞くことからではなく、そもそも何がしたいのか、なぜ保険営業をやっている目的を際に聞くようにしています。いきなり直球でその部分から聞くわけではありませんが、話の流れからそこに行き着くように対話をさせてもらっています。

すると、全く同じ保険営業という仕事なのに、相談者様によって面白いくらいに皆様それぞれの目的が違います。「ご自身の子供や家族を養うために稼ぎたい」「お客様のお役に立っていることを実感できる仕事がしたい」「お金のプロになりたい」「日本の中小企業を守りたい」「人と深く関わることが好きだから」など、様々な想いや野心、悩みが表れてきます。これこそが、転職の最大の目的であり、それを実現するための保険代理店を見つけることが私たちの仕事の本質です。

目標実現のために様々な選択肢を検討する

自分のキャリアが本当の目標に向かえていない場合、後で方向転換をすることになりますし、方向転換が遅れれば遅れるほどその労力は大きくなります。大阪から北海道を目指して全力で走っていたのに、道中で自分は九州に行きたいということに気づいて逆走しなければいけなくなるような感覚です。もちろん人生なので時には方向転換も大切ですし、最初からゴールを100%定めて走り始めることは難しいのですが、大まかな方向性だけでも明確にしておくことは大切です。

そのため、我々は相談者様が転職する本来の目的・目標をできる限りお聞きし、そこで浮かび上がってきたもの次第ではそのまま会社に残った方がいいのではないか?もっと極端なときには保険業界をやめた方がいいのではないか?という選択肢も視野に入れながら考えるようにしています。

今回のまとめ

私たちのゴールは、相談者様が良い代理店に巡り会えることではなく、転職後の人生が自分の思い描いた通りに運ぶかどうかであり、そのためには様々な選択肢を考慮しながらアドバイスすることが大切だと考えています。

転職を考える際に保険代理店を探すところから始める気持ちもわかりますが、まずは自分の人生を見つめ直すところから始めてください。