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一社専属の国内生命保険会社から保険代理店への転職を考えている方も多いと思います。一見、個人事業主として保険代理店で営業している人の方が営業力が高く見え、転職に躊躇してしまう方もいるのではないでしょうか。

しかし、国内生保で働いていた人ならではの強みというものがあるため、この部分をしっかりと理解して、転職活動に臨むことが大切です。

【目次】
１．国内生保で何年か働いた人は基礎が強い
２．保険や金融に関する知識が
３．今回のまとめ

国内生保で何年か働いた人は基礎が強い

日本生命や明治安田生命、住友生命など国内大手生保出身の人は、営業の基礎がある程度できている人が多いように感じます。

大手のやり方は、非効率な部分も確かにありますが、やはり何万人という保険募集人を育てているだけあって保険営業の基礎を教えるノウハウは蓄積されています。企業訪問や白地開拓、自己基盤の活用など、保険営業の基本であり多くの人が避けて、通りたくなるような活動を愚直にやってきた経験はやはり強いように感じます。

保険や金融に関する知識が

また、単独の会社の保険商品を取り扱うため、保険の知識を狭く、深く学んで生きている点も強みの一つとなります。

複数社の保険商品を取り扱う保険代理店は、覚えることや学ぶことが多いため、一つの商品や制度について深く学ぶことができないため、どうしても知識が広く浅くなる傾向にあります。一方で、国内生保出身の方は一つの商品やそれにまつわる国の制度、医療技術、社会情勢などの知識が深いように感じます。

特に支部や営業所といった組織で動くことが多く、上司や支社、本社などトップダウンで情報が次々と降りてくるため、いやでも毎日学ばされ続けます。

今回のまとめ

保険代理店では、良くも悪くもある程度の自由が効くため、自分の苦手なことややりたくないことを避けて働くことができてしまいます。そのため知識や経験に偏りが生じて、それが弱みへとつながることが多々あります。

一方で、国内生保出身の方は、保険代理店の募集人が避けてきたことを半ば強制的にでもやらされてきた経験があり、これが大きなアドバンテージとなることが多いと思います。