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2024.09.17

信頼される保険営業マンへの道のり「靴のデザイン編」

前回ご紹介した保険営業マンのスーツの着こなし編に続き、今回は、靴の選び方について解説します。せっかくスーツにこだわっても、足元がだらしないともったいない印象を与えてしまいますので、頭の先から足の先まで、抜かりないスタイルで保険提案の信頼感を引き上げましょう。

スーツ編をまだご覧になっていない方は、そちらもあわせてお読みいただければと思います。

【目次】
1.靴の色は基本的に他の革小物とあわせましょう
2.デザインは靴紐の有無とつま先の形状と羽根で考えましょう
3.今回のまとめ

靴の色は基本的に他の革小物とあわせましょう

革靴は、黒や茶色、ネイビー、その他の色など様々な色がありますが、どの色を選べば良いか分からず、保険の営業現場でも適当に好きなものを選んで履いているような営業マンをよく見かけます。

基本的に革靴の色は黒かブラウンで統一し、ライトブラウンなどの明るすぎる色や、赤や紫など奇抜な色は避ける方が良いと思います。これらの色も合わせ方によってはオシャレに見えることもありますが、その他のファッションと合わせづらいことと、金融商品を取り扱う立場の保険営業にとっては少し軽すぎる理由からあまりお勧めしません。

そして、靴以外の革小物(時計の革ベルトやカバン、ベルトなど)と色や素材をあわせることも重要なポイントです。よく、靴が茶色で鞄がネイビーでベルトが黒の保険営業などを見かけることがありますが、おしゃれにしているつもりでもチグハグで騒がしい印象を与えてしまい、結果として無意識的に成約率を低下させてしまいます。素材も牛革なのかクロコダイルなのかエナメルなのか、素材の種類も合わせられるとより統一感が出てベストです。

デザインは靴紐の有無とつま先の形状と羽根で考えましょう

靴のデザインは、まず靴紐の有無を考えましょう。靴紐がない革靴、いわゆるローファーやスリッポンのようなデザインはカジュアルすぎてスーツに合わないため避け、靴紐があるタイプを選びましょう。また、つま先の形状は、プレーンチップまたはストレートチップと呼ばれるクラシカルでシンプルなものを選んでおくとハズレがありません。

そして、羽根と呼ばれる靴紐の穴が空いている部分のデザインですが、ネクタイを結んだスーツスタイルの場合は内羽根というフォーマル寄りのデザインのものを選びましょう。

保険営業は走り回ることも多い仕事なので、つい歩きやすい靴を選んでしまいますが、スーツを着る以上は靴もしっかりとそれに合わせた着こなしをする必要があります。

今回のまとめ

色々な保険営業マンを見ていると、スーツは頑張って着てみるものの、靴は適当に歩きやすいものを選ぶ方が多いように感じます。保険は、相手の健康や財物を守るための金融商品であり、そんな商品を提案する立場の保険営業マンは、金融機関の一員として最低限のドレスコードがあると考えておいた方が良いと思います。靴も高いものを履く必要はありませんが、何となく選ぶのではなく、靴のデザインが持つ意味を少しだけ勉強して、せっかくなら保険営業の後押しになってくれるような着こなしをしましょう。