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2024.09.17
事務が苦手な人が国内生保から保険代理店に転職すると苦労する?
国内生保で営業を頑張ってきて、次のステップとして乗合代理店に転職するケースも多いと思います。実際、取り扱うことができる保険商品も増え、営業のやりがいや楽しさも大きくなると思いますが、事務という思わぬ落とし穴につまづく方も多々いらっしゃいます。
今回は、そんな事務が苦手な人が国内生保から保険代理店に転職する際の注意点についてお伝えします。
【目次】
1.国内生保は良くも悪くも営業面で恵まれた環境
2.国内生保は営業のサポート面でも恵まれている
3.今回のまとめ
国内生保は良くも悪くも営業面で恵まれた環境
国内生保の多くは、支部や営業所と呼ばれる営業組織に長がいて、数十人の営業職員が所属している状態だと思います。そして、事務員さんのような全ての事務手続きを引き受けてくれる方がいて、事務手続きの助言やチェック、支社・本社とのやり取りまで面倒を見てくれます。
そんな営業職員が保険代理店に転職して、まず最初に感じることが、こうした事務員さんのありがたさだと思います。営業事務のような方がいる代理店もありますが、ほとんどの場合、事務手続きは自分が中心となって行わなければならず、書類の不備や更新の管理などの事務に追われる方も少なくありません。
特に、取り扱っている保険商品・保険会社の数が多ければ多いほど事務は煩雑になりますし、営業職員の労力は大きくなっていきます。
国内生保は営業のサポート面でも恵まれている
また、営業で困った時、国内生保であれば先輩や所長、支社スタッフなどに同行してもらうこともできます。また、営業用の資料も豊富に揃っていますし、保障内容や税制面で困ったときも、誰かに聞けばほぼ間違いなく答えにたどり着くことができます。
保険代理店では、こうした恩恵を受けることができないことが多く、営業も基本的には自分頼み、わからないことは自分で調べたり保険会社とコンタクトを取りながら確認するという作業が発生します。
転職するまでは、支部や営業所に帰ればすぐに答えがわかってお客様に即回答できていたのに、思わぬ時間がかかって、自分も疲れる上にお客さんの信用も失うという最悪のケースに至ることも少なくありません。
メーカー直属で営業をするということは、実は営業に集中できるとても恵まれた環境なのです。
今回のまとめ
国内生保は、営業面で恵まれているということは揺るぎない事実です。一方、提案できる商品が限られているため、提案力が弱いのもまた事実です。どちらが良いという話ではなく、自分の営業スタイルと照らし合わせながら、どのような仕事の仕方が合っているのかを考えてみると良いと思います。