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2024.03.29

保険の営業マンは銀行・証券マンよりも異業種に転職しづらい!?

保険営業を行う中で、誰もが一度は考えたことがある転職。乗合代理店に行こうか、違う保険会社に行こうかと考える方も多いと思いますが、一定数、全く別の業界に進もうかと考えたことがある方もいると思います。

しかし、保険業界は、銀行や証券会社と比較して、異業種への転職が難しいとも思いますので、今回の記事を参考に転職活動を頑張ってみてください。

【目次】
1.保険営業は特殊な村の中で生きている
2.保険という素晴らしい市場を突き進むことも素晴らしい
3.今回のまとめ

保険営業は特殊な村の中で生きている

銀行や証券会社は、貸付や預金管理、資産運用、IPO、事業承継など、まさに金融の中でビジネスを行っています。そのため、経済の知識はもちろんですが、世界情勢や法律、経営、株式市場、債券市場、為替など、さまざまな知識と経験を併せ持たなければ仕事ができない世界です。

一方、保険も同じ金融という括りですが、銀行や証券会社とは性質が大きく異なり、エコノミックな話ではなく、どちらかというと同業他社の商品のことや医療に関する知識が中心です。いかに自社と他社の保障内容を把握して優位性を伝えられるか、そして保険というものの価値を理解してもらえるかという世界で生きています。組織形態も、ほとんどが株式会社ではなく相互会社であることも大きいかもしれません。

これらの銀行・証券マンの知識は、どの世界でも必要とされ、あらゆるビジネスシーンで役立つ反面、保険営業マンの知識は、保険の営業現場でしか活用できないことが多い、特殊な世界の住人だということを理解しなければなりません。

保険という素晴らしい市場を突き進むことも素晴らしい

これだけを聞くと何だか使えない知識や経験ばかりを身につけているようで悲しくなりますが、そんなことはありません。保険市場は、それだけで他の業界の何倍もの規模がある巨大市場であり、保険の知識や経験があるというだけで、極めて大きな市場で戦うことができているのです。また、銀行は統廃合や破綻が多い世界ですし、証券会社は乱立するネット系証券のおかげで経済状況が厳しい状態です。

保険会社も厳しい時代ではありますが、銀行や証券会社に比べれば全然優しいもので、保険という特殊な村社会が、かえって業界の安定に貢献しているとも考えられます。

そして、異業種への転向は、どれだけ予備知識があったとしても、やはりゼロからのスタートであることに変わりありません。異業種への転職がしづらいと嘆くのではなく、自分たちが今いる業界の良いところに目を向け、一度踏み入れたこの業界で頑張ってみる方が成功の確率は高いと思います。

今回のまとめ

実は、保険会社は金融機関の中でも特殊な立ち位置で、それゆえに良さも悪さもある業界だったんですね。せっかく入って経験を積んだこの業界の素晴らしさにも目を向けて、できることならさらに奥に進んで突き詰めていくと、もっと楽しく、もっと誇りを持って働くことができると思います。