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2024.02.26
今の保険業界は厳しいと嘆いている営業マンに知ってほしいこと
保険営業の現場では、「今の時代は厳しい」「昔は良かった」という言葉を良く聞きます。保険営業の世界に飛び込もうとする人を見ると、この業界は厳しいからやめた方が良いと止める諸先輩もたくさん見かけます。
しかし、本当に保険営業は厳しい業界でしょうか?
今回は、そんな今の保険業界は厳しいと嘆いている営業マンに知ってほしいことをお伝えします。
【目次】
1.今の保険業界が厳しいと言われる理由
2.それは今までの保険業界がぬるま湯だっただけ
3.今回のまとめ
今の保険業界が厳しいと言われる理由
今の保険業界は厳しいと嘆いている営業マンが多いのは、おそらく、一昔前は成人したら保険に入るという文化が根強く、また現代のようにネット型や来店型の保険代理店・メーカーが少なかったため、待っていれば自動的にお客様の方から寄ってきた時代があったからだと思います。
今は、保険に入らないという選択肢をとったり、入ったとしてもネット生保で安く済ませたり、結婚願望がないので最小限の保険にしか入らないという方も多いため、保険営業マンの立場からすると世知辛い時代になったのかもしれません。そのため、保険業界はレッドオーシャンの厳しい業界で、相当、苦労する覚悟がないとやっていけないと感じているのだと思います。
それは今までの保険業界がぬるま湯だっただけ
しかし、これって保険業界に限った話でしょうか?
歯医者さんも、カフェも、美容院も、不動産屋も、製造業も、待っていれば勝手にお客様が来るような業界はなく、またインターネットやITの発達によりその競争は激化しています。むしろ、ライバル企業の数も保険会社や保険代理店の比ではなく、何千・何万とある全国の競合他社と鎬を削っています。
そう考えると、まだまだ保険業界の営業はレッドオーシャンと呼べるような状態ではなく、昔のような異様な時代が終わり、少しずつ正常な資本主義社会に移行しているだけだと思います。
保険業界は孤立した村社会であり、一般社会から切り離された世界です。そのため、他の業界からみると異質なものがたくさんあると思いますが、この部分もその一つだと思います。今の環境で営業が厳しいといっているようでは、他の業界では全く歯が立たない可能性が高いため、時代のせいにして嘆くのではなく、チャンスを見極めてしっかりと努力していきたいですね。
今回のまとめ
業界に長くいたり、外の世界との接点が少ないと、どうしても視野が狭くなりがちです。その結果、保険業界の今昔を比較して、ここは厳しい業界なんだと思い込んでいるだけなのかもしれません。
冷静に考えると、保険業界はまだまだ優しい業界だと思いますので、これをチャンスだと捉えて日々の営業活動に取り組んでみてください。