こんにちは。ほけんキャリアの安井です。
今回は「保険代理店『3つのタイプ』」について話をしていきます。
まずこの3つのタイプを知ることで、環境選びにおける保険代理店の大まかな全体像を掴むことができるので、保険代理店選びの大きな失敗をすることはなくなると思います。
逆にこれを知らずに選ぶと大きな選択ミスをするかもしれないので、知っておいてもらいたいと思っています。
結構当たり前のことなのですが、全体像をわからずに転職をしている方は結構多いので、まだ保険代理店の研究していない方はサラッとでも目を通してみてください。
保険代理店の「3つのタイプ」
ほけんキャリアでは、保険代理店の働く環境を次の3つのタイプにわけて考えています。
タイプ1:高還元率タイプ
タイプ2:集客サポートタイプ
タイプ3:固定給タイプ
それぞれ どんな保険代理店タイプで、どういった保険営業のタイプの方が選ばれている傾向があるかなどを解説していきたいと思います。
タイプ1:高還元率タイプ
そのタイプ名のとおり、募集した保険契約に対する還元率が高い保険代理店です。
また、還元率だけではなく、このタイプの保険代理店は副業ができる保険代理店が多い傾向にあります。
その分、主に集客サポートになりますがそういった会社(保険代理店)からのサポートが他の保険代理店と比較すると手厚くない傾向にあります。
「保険営業における集客やマーケティングが自分でできるので集客サポートは要らない」「自由にできる環境が良い」「副業も考えている」といった保険営業の方はこちらのタイプがいいかもしれません。
タイプ2:集客サポートタイプ
2つめのこちらのタイプは集客サポートが充実している保険代理店です。
このタイプの保険代理店は、自社内にも集客サポートをする事業部、部署を持っている保険代理店です。
この保険代理店に所属する保険営業の人たち1人1人がより多くのお客様と接点を持てるようにと提携企業とのやりとりや自社広告、自社メディアの運営に力を入れています。
固定給がなく歩合制ではあるのですが、その分 後述の「タイプ3:固定給タイプ」と比較すると自由度があります。
そのため「時間の使い方など一定の自由度は必要だが、日々の集客、アポどりは不安」という保険営業の方はこのタイプの保険代理店に行く傾向にあると思います。
タイプ3:固定給タイプ
3つめのタイプは固定給タイプです。報酬も事業所得ではなく給与所得です。
固定給メインでもあるので、多くの保険営業が個人事業主であるのに対してサラリーマンになります。
保険営業としての仕事は変わりませんが、集客サポートも固定給という報酬のサポートがある分、出勤時間・退勤時間が決められているなど他タイプの保険代理店と比較すると時間的な自由はありません。
報酬的な安定感があり集客のサポートも充実している保険代理店が多いので、保険営業の仕事そのものは好きだけれども、報酬面で不安定な環境ではないところを選びたいという方はこちらのタイプを選ばれています。
ただし保険代理店としても固定で報酬を支払う分、一定の成果をあげてもらえると見込める方でなければ採算が合わないので、それなりの実績を見込める保険営業の方でなければ内定がでない傾向にもあります。
その他タイプ
ここまで3つのタイプを解説いたしましたが、「タイプ1とタイプ2の間」「タイプ2とタイプ3の間」に位置する保険代理店もあります。
その他タイプ ― 「高還元率」と「集客サポート」の間
高還元率タイプの場合は集客サポートを行っていないところがあると解説しましたが、会社にマーケティング事業部といった部署は設置していないものの、外部の集客サポート企業と提携をしていて利用したい保険営業だけ利用できるという体制を整えている保険代理店もあります。
元々 自分で集客・マーケティングができているが、変化の多い時代でもあるので何かがあったときには保険で集客サポートを利用できる環境はあった方が安心という保険営業の方はこの中間のタイプは適しているかもしれません。
ちなみに、高還元率で集客サポートもあるなら素晴らしい環境じゃないかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、「敢えて外部の集客サポート企業とは提携していない」保険代理店もあります。
保険代理店事業としてコスト削減の理由もあるかもしれませんが、「保険営業に集客サポートに頼ることなく自らの集客スキルを磨くべき」という考えに基づいているところもある。
私も人と人の繋がりで成り立つ保険営業ビジネスであるので、この考えも本質のひとつであると感じます。
その他タイプ ― 「集客サポート」と「固定給」の間
固定給タイプの保険代理店にいくと、報酬が安定しているという安心感がある反面、歩合給の割合が低かったり時間的自由度が少ないところもあります。
歩合給中心の保険代理店ほどの還元率はありませんが、歩合給も大きめに反映される固定給+歩合給の保険代理店もあります。
保険営業が順調なときにはもっと報酬に反映されるような報酬形態でいて、固定給もあるといいという方はこのタイプが適しているかもしれません。
さいごに
細かく分けて5つの保険代理店のタイプをお伝えしましたが、次の図のようにまとめましたので、保険代理店への転職など新しい環境を選ぶ際の全体像把握にご活用ください。
ここまで報酬形態や集客サポートなどの観点からタイプ分けをしてきましたが、ここで解説した情報はあくまで絞り込みをするための1つの観点だと考えています。
多くの保険営業の方が、最終的には「支社を見たときの雰囲気」や「会社の考え方や方向性」、「社長や支社長など一緒に働く人」で判断している傾向にあります。
保険代理店を今回解説したタイプ分けを参考に絞り込みをして、各社実際に面談をして自分に合いそうな保険代理店を見つけてもらえるといいと思います。
最後に、弊社では保険代理店の転職を考えている方のご相談も承っています。もしお悩みでしたらお気軽にご相談ください。
この記事を書いた人
安井 一将
北海道出身。新卒から大手保険会社の総合職として
9年間、基幹業務から販売業務まで幅広く経験。
現場の営業管理職では、35名の支部長を経験し、
採用と育成業務に従事。
その後、保険代理店2社で
完全歩合制の営業職を経験。
保険営業のキャリアを支援するサイト
「ほけんキャリア」を立ち上げ、
保険代理店の転職に関する記事の執筆をしながら、
日々保険営業の方と面談して
その方の個性や能力にマッチした
保険代理店のマッチングを行っている。
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